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いいことに気が

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いいことに気が

次に気がついたときは、病室のベッドの中。 まだ、半分は麻酔の中なので、意識は朦朧としてたけど、とりあえず無事復活!… …だと思う…。 家族がまわりにいるが、口が上手く動かず、会話にならない。ってーか、体も動かない。 体が利かないので、ムカついても騒げない!動けない! しかし、時間が解決してくれるもので、徐々に喋れるようになってきた。 いよいよ、完全復活は近い。 だが、その回復が意味するものは…。 そう、麻酔が切れてきたのサ! い、痛い。 こいつは相当やばそうだ。 看護婦さんに、痛み止めを要求してみる。 早くしてくれ。麻酔から完全に醒めちまう。 すると看護婦さん、 「座薬と注射、どっちがいい?」とのこと。 確かに、座薬は効果抜群らしい。が、そこは物を入れるとこじゃぁない筈だ。しかも、オレにとっては未知の領域。踏み込んじゃいけないと、どこからか声が聞こえる(気がする)。究極の選択とも思えたが、「とりあえず注射 → ダメなら座薬」のラインでいけばいいことに気がついた。 注射は、手術前にうった、重くて痛いヤツだ。 看護婦さんがきて、オレのシャツの袖をまくり針が刺さる。 ん?チクッとしたけど、全然痛くないぞ。でも、薬の入ってきた、ヌルッて感じはあったし、何でだろう…? ひょっとして、まだまだ麻酔が効いてるってことでしょうか? じゃぁ、この痛さは何? オレには理解できない。 いつの間にか、眠ってしまっていたオレを、再び目覚めさせたのは、そう!利尿という生理現象だ。 しかし、体は動かない。 病室の電気が消えているので、夜ということはわかるが、首を左右に振るだけで精一杯。時計すら見ることができない。 手探りでナースコールを探し、看護婦さんを呼んだ。 ソッコウで来てくれた看護婦さん、スマン!(たぶん)こんな真夜中に。 すると、どうやらオレには、おしっこの管が挿入されていることが判明。そんなモンがついているのに、なぜ膀胱がはちきれそうなのかというと、出てくる尿を計量して、脱水状態をチェックしているとのこと。で、計量器がいっぱいになると、おしっこの行き場がなくなっちゃうっていう話。 そのいっぱいになった計量器から、たまっている尿を処分してもらうと、あら不思議!おしっこをしようと思わなくても、チョロチョロ出ている様だ。こ~れも、おかしな感じがして、な~んか漏らしちゃってる気分。おしっこしてるぞ!って感じじゃなくて、あくまでチョロチョロ。そうねー、例えるなら、ベロベロに酔っ払っておしっこした時の最後の切れの悪さって感じ。やな感じでしょ。 そんなこんなで、一息ついて、看護婦さんに時間を確認すると、12時くらいらしい。とりあえず、時計を見える位置に置きなおしてもらい、再び眠りの中へ。 って、またおしっこ! 今度は、2時。やけにハイペースで出るなぁって思っていたら、最初に尿の量が少なかったので、点滴の量を増やして、さらに!利尿剤を入れたらしい。 う~ん、効果的免! その甲斐あって、出るわ出るわ!おしっこ。朝まで、2時間おきに、おしっこ叩きに来て貰いました。

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