忍者ブログ

ツールを使う

ツールを使う女の子

慣れて

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

慣れて

あれ? もう抜けたの? 抜けたんだよね? 手が滑っちゃったってことないよね? う~ん、あっさり抜けてしまった。 痛くはなかった。気持ち悪いといえば、気持ち悪かった。でも、一瞬の出来事で、さほど不快感はない。むしろ、余計なものがなくなった、爽快感のほうが勝っているのかもしれない。一言で表現するなら、 ヌッ! って感じかな。歯切れよく 「ヌッ!」 これで一つ、余計なものが無くなった。 あと残るは、点滴。これは、一日2回(だったかな?)30分くらいなので、まあ我慢できる。そして、ドレンバッグ。こいつは、手術前には胸からだったけど、今度はわき腹から刺さっている。胸よりは楽だけど、ジャマなのには変わりない。 それでも、おしっこの管が抜ければ、あとは持ち運びのきくものだけだ。トイレも行ければ、頭も洗える…。 そう、ここで思い出した。今まで、頭を洗うことが非常に難しかったんだ!だって、胸に管が刺さってて、とっても痛いんだもん。前の病院じゃ、壁に繋がれて放れられなかったし…。いくら2~3月の寒い季節って言っても、1週間以上も髪を洗えないってつらいよ~。もう、痒くて痒くて、それが一番つらかったね、最終的には。 さて、身軽になって、次は歩き回ったり、リハビリです。 手術前に、リハビリの練習をさせられました。 内容は、 1. 腹式呼吸 おなかに1Kgの砂袋をのせ、そいつが上下するように呼吸できればOK。 2. 加湿器みたいなヤツを使って、水蒸気を吸い込む練習。 でした。ほかに、体操なんかもあったみたいですけど、参加しなかったのでよくわかりません…。 腹式呼吸は、男は割りと簡単にできるそうです。オレも意識せずにできましたからね。 で、いざ術後になってみると、痛いのなんのって。起き上がることもままならないのに…。 手術と言っても、内視鏡でちょこちょこっとやったので、先生からも「できるだけ動いたほうがいいよ」と言われるものの、やっぱりどう考えても「傷は深い」ですからね。 でも、散々言われるので、気合いで歩き回っていると、「お~!さすがに若いと回復早いね!」って…。あんまり若くもないし、かなり無理して歩いてんだけどね。 しかし、人間てのは怖いもので、慣れてくるんですね~。どんな状況にも。 最初のうちは、寝返りをうったりして、激痛に目が覚めることもあったけど、しばらくして慣れてくると、朝目が覚めると、寝たときのままの格好だったもん。 オレだけじゃないよね?誰か経験ある人いるでしょ?そういうの。 少しは痛みにも慣れてくるよね。たまに無理して、ものすご~い痛みがくるけど、それ以外は「痛てててて…」くらいで。 少し話がそれました。 結局、リハったのは腹式呼吸と、歩き回るくらい。まぁ、歩くのはネェ。寝たきりよりはマシだからね。 萎んだ肺の穴を塞いだわけだけど、膨らますのは自力でやんなきゃいけないのよ、これが。で、腹式呼吸の登場ってわけ。 肺の大きさなんて、普段意識したことないけど、このときばかりは別。意識が集中してるから、分かるんだよね。戻った瞬間。「パコン」って感じで。 風船が膨らむんじゃなくて、硬い袋が膨らむ感じ。イメージ伝わるかな…。へこんだ鉄板が戻る「パコン」って感じ。う~ん、難しい。とにかく「パコン」なの! 手ごたえを感じたときのレントゲンは、診察も良好だったよ。先生は笑ってたけど「本当だ」って。 そうそう、手術の傷について、まだ紹介?してなかったね。 今回は、内視鏡での手術だったので、傷は小さくてすみました。まず、左の胸に1箇所3針くらい。左わき腹に1箇所3針くらい。左わきの下1箇所5針くらい。だったと思う…。 わき腹以外は、退院の日に抜糸できました。 わき腹には、まだドレンバックがついてるからね~。こいつが取れない限りは、寝返りもうてん!
PR

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

最新記事

(05/18)
(05/18)
(05/18)
(05/18)
(05/18)

P R